頭上の脅威・・・

再び牛伏山に行って来ました。
前回は単独行でしたが、今回は役員の下見で、副会長のOさん、山担当のYさん、事務局長のKさんと云う顔触れです。
生憎の雨模様で、一時曇りの後は本降りと天気予報が告げており、早めの行動が望ましいとの判断から8時50分には歩き始めました。北口登山道が藪状態で進めなかった前回から3週間しか経っていないため、今回もダメなら本番はルートを変更しようと話合い、北口登山道に向かいました。
登山道入口を入ると最初は気が付きませんでしたが、50メートル程進むと道がスッキリしている感じがします。良く見ると藪状態だった下草が刈られていたのです!しかも刈られた草の状態からここ数日の事だと感じました。頭上の蜘蛛の巣は相変わらずで、目を凝らすと数メートル置きに見えています。刈られた篠を叩き代わりに目の前を払いながら進みますが、足元の藪漕ぎが無い分、随分と楽です。問題は「頭上の脅威」の蜘蛛の巣だけ・・。
山のベテランYさんが、先頭の私を気遣ってくれて、雪道のラッセルと同じように5分交替でローテーションで先頭を代わろうと提案してくれ、代わる代わる「蜘蛛の巣払い」をしながら進みました。先頭が一巡する頃、八束林道の分岐点に出ました。ここまでの下草刈りはさぞかし大変だったろうと休憩時の話題になりました。
道は雑木林から竹林に変わり、なだらかな起伏が続lきます。北登山道ルートは八束山方面に大きく迂回し、尾根筋を登り山頂に向かうので、距離は長いものの比較的傾斜も緩く、道も変化に富んだ良いルートです。竹林はいつしか杉の森になり野鳥の囀りも聞こえて来ます。
3千メートル峰完全制覇の大ベテランYさんも「こんな市街地の近くにこれ程山らしい所が在ったとは・・」と感心しきりです。

山頂から八束方面に下る車道を横切る頃には雨は本降りとなって来ました。頭上を覆う雑木林のお陰で雨具を着る事も無く、傘だけで対応出来ました。
最後の急坂を登り切ると山頂です。「牛伏山 490.5m」の山名板が有るだけで、周囲も雑木で囲まれた無愛想な景色です。時刻は午前10時30分で、登山口から1時間40分ほどで、まあまあのタイムです。山頂を少し下った所に在る琴平神社に参拝し、「平和の鐘」と銘打った大きな釣鐘を四人で手を添えて一突きしました。荘重な音が全山に響き渡りました。
鐘楼の下は休憩所になっていますが、何処かの家の応接間のような造りで、豪華な革張りのソファまで有ります。大昔の町長が寄贈したとの事ですが,山に在る休憩所でこんなタイプは初めてで、持参したお握りが余計美味しく感じられました。
昼食の後は恒例の記念撮影です。事務局長のKさんが持って来た模造紙に場所・日付けを達筆で書いて行きますが、突然「そうだ・・!」と言って書き加えたのは「東京オリンピック2020開催決定の日」でした。セルフタイマーのシャッターに向かって全員がニッコリ。
山頂から5百メートほど離れた東のピークには天守閣を模したコンクリートの資料館が有ります。そこへ向かう途中で腕章を付けた人に出会ったので、話をするとボランティアの公園管理者で有る事が分かりました。登山道の下草刈のお礼を言い、実行部隊にも感謝を伝えて欲しい旨頼んで別れました。気が付くとOさんの姿が見えません。周囲を見回していると、「お~い、ここだ。」と声がするので見上げると、資料館の三階の窓から突き出したOさんの頭だけが見えました。まるで天守閣が喋っている様で、思わず笑ってしまいました。

下山は「直登ルート」の階段道を下りました。先月の単独行でかなりへばった道です。結局頂上直下の700メートルが殆ど階段で有る事が二度通って分かりました。北登山道ルートを整備して貰ったお陰で、来月は直登ルートを登らずに済んだ事に感謝しつつ、雨は上がったものの滑り易くなった道を慎重に下ります。およそ1時間20分ほどで出発点の牛伏ドリームセンターに着きましたが、今回は入浴は無し。当日はバスを駐車場に停めさせて貰う事を頼んで帰路に就きました。車窓からは靄が晴れて明るくなった空を背景に、正に牛が臥せったような形の、山頂のスカイラインがクッキリと見え、「あそこへ登ったのか・・」と言うKさんの感慨深そうな声が聞こえました・・・。       konakry


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                  <多比良の森>

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この記事へのコメント

2013年09月13日 08:50
幹事は大変ですね。路の心配、頭上の脅威、トイレの心配などなど・・・ご苦労様です。近くのゴルフ場から見える山のてっぺんに天守閣、あれが牛伏山だったのですね。
konakry
2013年09月13日 09:06
山の上からはGCCがとても良く見えますヨ。
時々変な時刻に鐘が鳴るのは登山者もしくは車で上った観光客が突いたものです。

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