眺望を一人占め(子持山)・・・

 大分暖かくなり、いよいよ今年の登山シーズンが開幕です・・。
先ずは足慣らしを兼ねた軽めの山行を考えていましたが、折角登るからにはある程度の高度と眺望が大事と選定基準を変えました。

 家から見える範囲で真っ先に目に付く上毛三山は粗方登り尽くし、次に目につくのは子持山と小野子山ですが、今回は近さで子持山に登る事にしました。高速を使えば1時間ほどで登山口まで行く事が出来ます。

 子持山(1296メートル)には南側の子持神社から登るルートと、北側の高山村小峠から登るルート、そして西側の中山峠から登るルートの三つのルートが有ります。選定基準に合致するものとして西側ルートを採用しました。

 登山の候補日を三日ほど設け、天気予報と睨めっこをしたお蔭で、低気圧の通過による強風も治まり、無風快晴と云う最高の登山日和を手に入れる事が出来ました。家を出て1時間ちょっとでG天文台の駐車場に着きました。

 停まっている車は3台。まだ登山者は少ないようです。身支度を整え林道を進みます。林道は中腹に在るN社のアンテナ塔の補修路を兼ねており、基本的にはバラス道ですが、急カーブの部分は舗装された道になっています。

 ガードレールの有る道はなだらかで、周囲はヒバの樹林で囲まれ日影の歩き易い道です。程良い傾斜は殆ど変らず、歩いていても息が上がらず快適です。反面、高度は増して行くものの、いくら歩いても一向に景色が変わりません。

 単調さに嫌気がさし始めた頃、前方から風が吹いて来ました。「樹林の切れ目が有り、そこから風が吹き込んで来るのでは・・」と思った通り、大きくカーブした道の先は、樹林が疎らになり遠くの山々が見えています。

 地図上に『大曲』と名付けたヘアピンカーブの先端が風の入口で、北東方面に開いた隙間からは残雪に輝く上州武尊山が綺麗に見えています。歩き始めて45分。小休止をしながら残雪のスカイラインを堪能します。

 更に30分ほど進むと小峠からの道との分岐点に出ました。山頂へ直登する道とアンテナ塔を経由した道との分岐点でもあります。妻に地図を見せると「三角形の一辺を登るべし」とのご託宣。まだまだ元気なようです。

 ようやく本格的な山道となった登山道は傾斜も増し、所々の斜面には残雪が見えます。凍った路面が落ち葉で埋まった道はステップを踏まないと滑るので、路側の斜面を登るため、距離は確かに最短ですが意外と時間が掛かります。

 30分ほど登ると山頂直下の肩に出ました。登りながら樹林の切れ間を見た妻は山頂と思い込んだらしく、まだ肩で有る事にちょっとガッカリしたようですが、肩からはほんの15分ほどで山頂に着きました。

 岩の上に「十二山神」と書かれた碑の有る山頂は、たかだか千三百メートル足らずの標高ですが、独立峰のお蔭で360度の絶景が広がります。赤城山の奥に足尾や日光の連山、武尊や朝日岳、谷川連山を始め上信越の山々・・。

 残念ながら南側は霞み始めて富士山は見えませんでしたが、草津連山から四阿山、浅間山と雪を被った峰々と青空とのコントラストは、只々見とれるばかりです。『眺望を一人占め』・・十分に報われた登山でした・・・。    konakry



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                < 子持山から見える谷川岳 >                               
                                                                       

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