コロナの世界・・・3


 当時最も感染者が多かった首都からの登山者・・!
驚いてあまり会話もせず山頂を後にしました。これに懲りて以後夏までは登山を自粛しました。尤もあちこちの山が登山禁止になったのですが・・。

 「第1波」は2020年の5月をピークに発生しましたが、感染者数だけ見ると今とは桁違いの少なさでした。但し重症化リスクは今に比べたら遥かに高く、ウイルスが肺に侵入すると瞬く間に重症化し死に至るケースも有りました。

 相手の様子が分からずに恐れおののきながらも、夏には減少傾向が見られ終息するのでは・・と、誰もが思った筈ですが、9月と年末と更に拡大し、ようやく長期戦になりそうだと国中が思うようになり、対策も本気になりました。

 2020年の12月に海外で初めてコロナワクチンの接種が始まり、その供与を受けて翌年2月から我が国でも接種が始まりました。海外製のワクチンに頼らざるを得なかったのは、国内の開発体制と国の支援体制の問題でした。

今世紀に入って世界はSARSとMERSと云うコロナウイルスによる二つのパンデミックに襲われましたが、二つとも我が国は「対岸の火事」であり、その幸運がワクチンや治療薬の開発には取り組まなかった『不運』になりました。

 新薬や新しい治療方法等の開発には長い時間と莫大な費用が掛かりますが、それらは国の支援がなければ出来ない事であり、結果論ですがSARS等の研究を官民でやっていたら、国産のワクチンや治療薬が出来ていたかも知れません。

 感染拡大が始まってからの2年間は、我が国での感染者数は諸外国に比べると驚くほど少なく、その理由はマスクを始め感染対策を徹底する従順な国民性に有るとの説もありました。しかし第7波に入ってからは一変しました。

 一日当たり20万人を越える感染者数は連日世界一となり、その反面、人々にはあまり脅威を感じていない様子が見られます。コロナには『慣れ』が、マスクには『飽き』が、人々の警戒心を緩めてしまったのかも知れません。

 更に「アンチ・ワクチン」の人々や、『コロナは風邪のようなもの・・』と言う人々も現れ、又もや分断の気配が・・。確かにインフルエンザと変わらぬ致死率ですが、コロナが無ければ4万人を越える死者は出なかった筈です。

 ウイルスの事情を考えてみると、ウイルスは細菌と違って自己増殖が出来ません。従って人の体内(細胞)に入って自身の遺伝子の複製を作って増殖して行きます。そして入り込みやすくするために変異を繰り返すようです。

 これまでもアルファ・デルタ・オミクロン株等の変異を行い、更には「BA2・5」や「BA・5」等に置き換わって感染力を強め、存続して来ました。「感染力」と「毒性」には相反する性質が有るようです。

 2年前の初期ウイルスに比べ感染者数は桁違いに増えたのに、重症者や死亡者が少ないのはそのためのようです。只、毒性が弱いから・・と云っても、感染者の絶対数が増えれば比例して重症者や死亡者も当然増えて行きます。

 社会・経済活動を優先させたいがために、新型コロナウイルスを「感染症法」における現在の2類相当から通常の風邪(インフルエンザ)と同じ5類の扱いにするべきである・・と云う声も有りますが、果たして如何なものか・・・。     
                               konakry





DSCF4986.JPG                    < 夕映えの岩峰 >

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