どうなる日本・・・(2)

 「緊急事態宣言」の延長・・。
政府は今月12日までの予定だった「緊急事態宣言」を、宮城・岡山を除く19都道府県について、今月末まで延長する事を発表しました・・。

 首都の感染者数は連日「前週の同一曜日」を下回る減少を続け、全国の感染者数も一時2万人を越える日も有りましたが、1万人を切る漸減傾向が見られ、感染拡大はピークアウトしたのか・・とも思えますが、あくまでも感染者数の話・・。

 感染者の内訳を見ると、嘗ての中心だった高齢者はワクチン接種の効果で減少し、50代以下の中年・若年層へと中心が移り、更には10歳未満の感染者も現れ始めました。ウイルスの変異株の出現により感染力が強まったためと言われています。

 感染拡大が始まってから1年半以上が経過し、感染者数の推移を見ると、初めての緊急事態宣言の頃は全国合計でも最大7百人程度だったものが、直近の第五波のピーク時には2万5千人を越える増加振り・・。それにも慣れてしまいましたが・・。

 人間の環境適応能力は大変なもので、どんどん増加する感染者数に怯えながらも慣れてしまい、何も感じなくなります。ウイルスの方は次々に変異を続け、インド由来と云われるデルタ株が現在の主流ですが、新たに『カッパ』や『イータ』も出現・・。

 人の細胞に入り込まなければ生きて行けないウイルスは必死の努力(?)で次々に変異を遂げ、我々に襲い掛かっているようです。医療の面からは、感染者数もさることながら、重症者の数や入院加療の必要な中等症の数も重要な要件です。

 人口あたりの病院(病床)の数では世界のトップクラスと云われている我が国で、現在深刻なのは『医療逼迫』ですが、調べて見ると全国の病院の8割は中小の民間病院で、その内コロナ患者の受け入れが出来るのは25パーセント程度との事・・。

 更には医師一人が受け持つ病床数はおよそ5床で、これは欧米の3~5倍。重症者に対する「エクモ」の操作が出来る医療スタッフの数を考えると、今のような感染増加状況では、たちまち逼迫してしまうのは明白です。
        
感染者数が減って来たとは云え、現時点で病床使用率は60パーセントを越えており、これを見れば感染しても治療が受けられなくなる危険性が十分理解できます。流石に『コロナはただの風邪』と言う人は減りましたが、とにかく感染しない事・・。

 こんな中で政権与党の総裁選が始まろうとしています。現職辞退で俄然熱気を帯びてきた選挙には、候補者が次々に名乗りを上げ、最終形は分かりませんが、与党が言う「フルスペックの総裁選」が始まるようです。

 次期総裁選に立候補を表明し、或いは出るであろうと言われている人々は、58歳から64歳までと若返り、女性候補者も含め様々な期待感の受け皿にはなりそうですが、果たして誰を選ぶかが、政権与党の在り方として注目を集めています。

 対抗する野党は一部政党を除き連合を組み、今度は「政策」を掲げて望むようです。ようやく『批判・追及・弁解』の国会から、本来の政策論争の国会に変わるか・・と無党派層としては微かな期待感を持っているのですが、果たしてどうなるか・・。

 宣言の期間延長と同時に、シミュレーションと言いながらも国民におもねる様な制限緩和が打ち出されています。万能では無いワクチンだけではリバウンドが心配です。ますます『自主判断・自己責任』の世界へと向かうよです・・・。                             
                              konakry




DSCF2195.JPG                    < 果たして登れるのか・・? >

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